夜勤の看護師は体調管理が重要

大きい病院は入院患者も居るため、看護師には夜間の勤務も求められる。
常に夜間の勤務が続くわけではなく、シフトによって夜間の勤務がない日もあるだろう。
そのため睡眠時間が不規則になりやすく、看護師が体調を崩してしまうケースも珍しくない。

このような状況で、最も重要になるのが体調管理だ。
体調管理の方法を知っておくだけでも、体調を崩すことが少なくなる。
では、具体的にはどのようにして体調管理をしたら良いのだろうか。

具体的な体調管理法として挙げられるのが、規則的な食事の摂取だ。
夜間の勤務によって、人の体内時計は狂ってしまいやすい。
この体内時計の狂いを、正常なものに戻す効果が食事には期待できる。

ただ食事を取るのではなく、毎日決まった時間に食事を取ることが重要だ。
例えば毎日朝7時に食事を取っているのであれば、夜勤明けの日も朝7時に食事を取ることで生活リズムを崩さないで済む。
夜勤明けは疲労によって、食事が喉を通らないケースも考えられるが、少しでも食べ物を体に入れておくのがおすすめだと言える。

夜間の勤務は、さほど忙しくなることが少ない。
そのため、ナースステーションで待機している時間も長い。
その時間を有効活用するのが重要になる。

夜間の勤務は1人ではなく、3人程常勤している。
そのため待機中の時間を使って、交代で仮眠を取ることができるだろう。
仮眠の時間は15分から30分が目安だ。

これよりも長くなると、起床後に頭が働きにくいケースや、体が重たくなるケースがある。
頭がスッキリしないままの勤務は危険なため、仮眠を行う際には目安時間を守るのが大切だ。